内定式短観
10月2日は来年度新入社員の内定式が全国的に行われたようです。
当社も4人の若者と内定式を行いました。
建設業界における全国的な人手不足はこの地域にも及んでおり、毎年、当社の採用担当には大変なご苦労を掛けております。
担当者曰く、<出会いと別れの繰り返し>との言葉は深く胸に刻まれます。
会社にとって若者は大切な財産です。しかしせっかく入社しても、何人かの若者は離職してしまいます。
経営者として一番辛い出来事であり、自分の無力さを痛感する瞬間です。
学生から未知なる大海原にでる若者にとっては、最初は不安と孤独に押しつぶされそうな毎日を送るのは仕方のないことです。自分に自信を持てないのは当たり前です。
今の時代。忍耐は死語でしょうか。入社式での挨拶の言葉に使ってしまいます。
学生との面接時に、ある学生からこんな質問を受けました。
<落ち込んだ時、社長はどういう風に立ち直るのですか>。と
失敗してしまったことは酒を飲んで忘れましょう。諦めることも大事です。
<こんなこともあるさ>。と、但し、失敗と正面から向き合う事は大事ですよ。
と。とっさに答えてしまいました。
還暦を過ぎても惑わずとはいきません。